いまの会社や仕事に何らかの不満があり、転職すべきかどうか悩んだことがあるという方は多いと思います。
しかし
「転職に失敗して後悔しないか不安」
「転職するのは逃げではないか」
「わざわざ転職活動するのが面倒くさい」
と思ってる方は多いのではないでしょうか。
しかし、今の環境に不満があるのであれば、迷わず転職活動をしてみることをおすすめします。
なぜなら転職活動をすること自体はメリット以外何もないからです。デメリットが考えられるのは、最後に転職を決断する時にその会社が本当に自分に適した会社かどうかということです
この記事では
転職活動をすすめる理由
転職に失敗しないためのステップ
について解説しますので、転職するべきかどうか悩んでる方は参考にしてみてください。
そういう私自身も転職経験者です。前職ではブラック上司に苦しめられ、キャリアアップの道は閉ざされて人生終わったと思ってましたが、転職したことで人生逆転することができました。新卒入社時の目標だった海外駐在も2ヵ国・8年半を経験、前職よりも年収アップ、村社会のような風通しの悪い人間関係からも解放されました。
転職活動をすすめる理由
私が転職活動をすすめる理由はノーコスト&ノーリスクで人生ステップアップできるチャンスを探せるからです。はっきり言って転職活動をやらない理由がないと言えます。
自分に適した会社かどうかは働いてみないと分からない
まずあなたがいま勤めている会社が本当に自分に適した会社と言えるでしょうか?
そもそも就職なんてお見合い相手と交際期間なしで結婚するようなものです。お見合い写真とプロフィール(企業情報)で相手を探し、1〜2回のデート(面接)をしただけで結婚(就職)するようなものです。「この人と結婚したら幸せな家庭を築けそう」と思っていても、いざ結婚して一緒に生活(勤務)すると「思ってたイメージと違った」ということが起こって当たり前です。
ましてや交際経験が一度もない人(学生)ならなおさらです。
もちろん誰がベストな相手かなんて分からないので、結婚した相手に寄り添いながら人生を共に歩むことで幸せな結婚生活を築いていくこと必要でしょう。
しかしどうしても相性が合わない、あるいは実は相手がDV(ブラック企業)だったなんてこともあり得ます。それにも関わらず婚姻届(雇用契約)を出したというだけの”謎の重み”に縛られて離婚(辞職)まで切り出せない、あるいは「離婚なんてみっともない」とメンツを守るためだけに婚姻関係を続けるのは本当に無意味です。
海外と比べて日本はまだ転職に対してネガティブなイメージを持つ人が多いですが、いまの会社が自分に合わなければ別の会社を探すという方が合理的な考え方なのです。
ノーコスト&ノーリスクでチャンスを探せる
多くの方は一度会社に入社すると不満や嫌なことがあっても惰性で働き続けます。
なぜなら人間は環境が変わることに不安を感じる生き物で、多少の不満があっても今の環境に居続けた方が安心だからです。
しかし世の中にはもっと自分に合った会社や労働条件の良い会社はたくさん存在します。
転職活動とは転職エージェントに会員登録することから始まりますが、会員登録すれば自分で求人情報を探すだけでなく、専門スタッフがあなたの希望に最適な求人情報も紹介してくれます。
しかも転職エージェントには無料で登録ができ、その後も費用がかかることは一切ありません。なぜなら転職エージェントは求人広告を出す企業側から広告掲載料をもらう仕組みになってるからです。もちろん不要になればいつでも退会することもできます。
「わざわざ会員登録して求人探すなんて面倒くさいなぁ」と思って何もしないでいると何も変わりませんが、最初の一歩を動きだせば人生を変えるチャンスが見つかるかもしれません。
そこでいい会社が見つかればエントリーすればいいし、他社のことも知った上でやっぱりいまの会社がいいと再認識できれば、いまの仕事に邁進すればいいだけですので何のリスクもありません。
最終的に転職するにしても、いまの会社に残るにしても、いくつかの選択肢を比較した上で自分の納得の道を選べるので、転職活動をやらない手はないです。
転職活動を進めるために絶対におさえるべきポイント
あなたがいまの仕事に悩みを抱えながらも、転職すべきかどうか悩んでいるなら、正しい判断するためのポイントは以下の3つです。
・その悩みは一時的なものでないか考える
・その悩みは自分で解決できないものか考える
この3つをしっかり振り返れば、あなたが転職の道に進むべきか、いまの会社でもう少し頑張るべきか見えてくると思います。
詳しくはこちらの記事で解説してますので参考にしてみてください。
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いますぐ転職すべき人
ただし、もしあなたが以下に当てはまる場合はいますぐ転職することをおすすめします。
体調を崩した
仕事や人間関係の悩み・ストレスで体調を崩した場合は、いまの会社で続けているとさらに悪化してしまう危険があります。
万が一鬱になって長期的に復職が困難な状況になっても会社は助けてくれません。一時的には会社の制度で補助されることはあるかもしれませんが、一生あなたの面倒を見てくれることなんてありません。
まだ体調は大丈夫と思っていても以下に当てはまる場合は、身体を壊す一歩手前かもしれませんので注意が必要です。
・夜中眠れない
・週末も仕事のことが頭から離れない/夢にみる
・趣味や家族と過ごしてる時間が楽しくない
・喜びを感じなくなった(笑ったり、はしゃいだり、楽しいと思わない)
・ちょっとしたことで人に怒る
・休みの日も疲労感に襲われ何もやりたくない
・食欲が減ってきた
鬱のような病気は自分は大丈夫と思っていても、自覚していないだけで気づいた時にはすでに精神を蝕まれているということがよくあります。
自分の身は自分で守らなくてはなりませんので、このような兆候がある場合は会社を離れるための行動を早めにとることが大切です。
他にやりたいことがある
「他にやりたいことがある」+「いまの環境に不満」という状況なら、すぐにそれを実現できる会社を探すべきです。
「やりたいことがあるけど環境が変わるのは不安」なんて思ってるのは人生を無駄にしてます。人生の時間は自己実現のために使うものであり、会社は自己実現のために利用するツールでしかありません。
また「やりたいことがある」というのは大きな原動力です。その強い気持ちは採用面接でも面接官へアピールにもなりますので、転職を進めていく上での強い武器にもなるでしょう。
社内で仕事できないキャラが定着した
人に対するイメージは一度定着すると結構致命的で、それを変えるのはかなり大変です。
ダメキャラが定着してしまうと、その人の言うことやることにバイアスがかかってしまい、他の人と同じことをしていても正当に評価されなくなってしまいます。
将来出世できなくても気にしないというのであれば構いませんが、もっと責任のある仕事をしていきたいと思うのであれば転職する方が確実な道です。
転職活動を始める前にやるべきこと
転職サイトには膨大な求人情報が存在し、登録するとキャリアアドバイザーと呼ばれる専門スタッフからあなたの希望に合った非公開の求人情報も紹介してもらえます。
膨大な情報の中から自分の希望に合った情報を効率的に見つけるために、以下3つをしっかりおさえておきましょう。
・やりたい仕事を明確にする
・妥協できる/妥協できない条件を明確にする
これらは転職した後で「失敗した・・」ということにならないためにも重要なポイントです。転職で失敗しないための秘訣についてはこちらの記事で詳しく説明してますのでよろしければ参考にしてください。
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転職活動の進め方
転職活動はまず転職サイトに登録することから始まります。
登録したサイトに求人情報を見に行く、また合わせて求人情報を紹介してもらうことで、自分のやりたい仕事ができる会社を探します。
転職サイトは色々あってどこに登録したらいいか分からないという方が多いので、ここに登録すれば間違いない定番3つ” をご参考に紹介しておきます。
登録は無料で多数の求人案件を見つけることができます。
doda
人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントサイト
キャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動が進められる
リクルートエージェント
国内No.1の転職成功実績を誇る転職エージェントサイト
キャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動が進められる
マイナビエージェント
マイナビが運営する転職エージェントサイト
特に20代・30代の転職支援には高い実績を有しています
この3つの転職サイトは業界最大手で、求人数が多く、また掲載料も高いため求人の質も高いです。この3つに登録しておけば求人情報を網羅することができます。
またこの3社はエージェント機能もあるのが特徴です。
エージェント機能とは登録するとキャリアアドバイザーという経験豊富な専門スタッフがあなたの転職活動をサポートしてくれるサービスです。
キャリアアドバイザーのサポート内容
・希望にあった求人情報を探してその企業とつないでくれる
・非公開の求人情報も紹介してもらえる可能性がある
・会社と条件交渉をしてもらえる可能性がある
・履歴書の書き方などのアドバイスをしてくれる
・面接に関するアドバイスもしてくれる
・その他転職に関わる不安に対して相談に乗ってもらえる
おすすめは、3つの転職サイトに登録をして、自分の希望に見合った求人情報を探す。
合わせてエージェント機能も活用してキャリアアドバイザーに相談しながら転職活動を進めることです。
また求人情報からだけでは見えない働き方の実態を知るために、クチコミサイトのチェックも忘れずに行いましょう。有名なところでは転職会議などがありますのでぜひ活用してください。