「毎日の生活がつまらない」
「人生を変えたい」
と思いながらも、日々何も変わらずに時間が過ぎてしまっている、という方は多いと思います。
人生を変えるって確かに簡単なことではありませんが、人生を変えるための「きっかけ」を自分で作ることができれば人生を変えることはできます。
ただ多くの人はその「きっかけ」となる行動を起こせていないのです。
この記事では、
人生変えたいと思っているのに変えられない理由
人生を変えるための3つの行動
についてご紹介します。
この2つを理解した上で具体的な行動を起こせば、あなたの周りの世界は確実に変わってきますので参考にしてみてください。
人生を変えたいと思ってるのに変えられない理由
「人生を変えたい!」と思ってるのに変えられないのは以下のような理由があります。
現状維持する方が楽だから
いまと違う人生を想像できていないから
人生を変える方法を知らないから
では、それぞれについて解説していきます。
現状維持する方が楽だから
これは2つの意味があります。
リスクを避けたいから
人はリスクを恐れるものです。
現状維持を続けると毎日何が起こるか想像できるので、ある意味で楽です。
ところが現状を変えてしまうと明日何が起こるか分からない状況となってしまいます。
なので多くの人は「そんなリスクを負うくらいなら現状維持でいいや」と楽な方に考えてしまうのです。
例えば、家電が壊れた時にいま使ってるものとは違うブランドで安くて良さそうな製品があっても、「実は品質が悪いかも」「使い勝手が変わって不便かも」と思って、結局いまと同じブランドの製品に買い替えたという経験はありませんか?
人は無意識に現状維持を好むため、現状を変えることに抵抗を感じてしまうのです。
変化を起こすのはエネルギーが必要
何か新しいことをしようとするとエネルギーが必要です。
現状維持であれば何も考えずに毎回同じことを繰り返せばいいので非常に楽です。
でも新しいことをしようとすると知らないことを調べたり、やったことの無いことをやる必要があり面倒くさいです。
例えば、何か新しい趣味を始めようと思ったけど、色んな趣味について調べてるうちに面倒くさくなって結局やめてしまった。。。という経験はありませんか?
人間は本来怠けるのが好きな生き物です。新しいことをするのはとても面倒くさいので、結局毎日ダラダラと同じ日々を過ごしてしまうのです。
いまと違う人生を想像できていないから
いまのままの人生じゃ嫌だと思っても、じゃあ現実的にどんな人生に変えたいかを具体的に想像するのは意外と難しいものです。
例えばテレビや本で成功者の話を聞いても、別世界の話のように聞こえてしまい現実味を感じにくいのではないでしょうか?
一方で、「この人のような人生を送りたい」と思える人が身近にいれば、その人の体験談や価値観を知ることで「自分もこんな人生を歩めるかも」と具体的に想像がしやすくなります。
しかし会社勤めのように一つのコミュニティに深く属していると、同じような価値観の人としか接することがないため、いまの人生の枠組みから抜けにくいのです。
人生を変える方法を知らないから
「人生を変えたい!」という強い願いはあっても、そもそも具体的にどうすればいいか分からないという方は多いと思います。
人生を変えるのは確かに簡単なことではありませんが、人生を変える「きっかけ」となる行動を起こすことさえできれば人生の流れを変えることはできます。
では、ここからは人生を変える「きっかけ」をどう作ればよいかをご紹介します。
人生を変えるための3つの行動
ここまで人生を変えたいと思ってるのに変えられない理由をご紹介しました。
簡単にまとめると以下のようなことです。
別の人生ってどんなものか想像ができてない
現状を変えるのはリスクがあるし面倒くさい
なので、この二つを解決するための行動をとれば、人生を変えるきっかけが生まれます。
私の実体験も踏まえて、人生を変えるための3つの行動をご紹介します。
社外の人間関係を作る
人生の時間の中では会社で過ごす時間が最も長く、社内の人間が最も接する機会が多い人なります。なのでその会社内で常識とされる価値観が世の中の常識という錯覚に陥りがちです。
例えば、
「生きていくためには会社に勤めて、会社のために必死に働かなければならない」
「会社ではサービス残業や休日出勤するのは当たり前」
「会社でダメ社員扱いされる自分はこの世でダメな人間」
言うまでもなく、これらは間違った考え方ですね。
生きるためには会社勤めをしなくても、自分で会社を起こすこともできますし、技術を身につけてフリーランスとして働く人もたくさんいます。
もしサービス残業や休日出勤をするのが当たり前という会社に勤めているなら、その会社で働き続けるのか考え直した方がいいですね。
世の中で突出した成功を収めている人の中には、もしサラリーマンだったら不適合という方はたくさんいます。
このように一つのコミュニティだけに属していると、偏った考え方から抜け出せなくなってしまいます。このような間違った狭い視野から抜け出すために、社外の人と接する機会を作ることをおすすめします。
方法としては例えば、スポーツサークルに入るとか、習い事に通うなどです。
自営業の方、他業界で働く会社員、学生、外国の方など、なるべく幅広い属性の方と交流ができるのが望ましいです。自分が知らないような面白い仕事をしてる方や、自分と全く異なる価値観を持った方と出会える可能性が高くなりますので。
そういった人たちと交流することで、「この人のような生き方をしたい」という目標が見つかるかもしれません。例えば「この人のように自分も起業したい」と思えば、その方から起業するための具体的なノウハウを教えてもらうこともできます。
このように一つの狭いコミュニティだけに留まらず、より多様な環境に自分の身を置くことが大切です。
新しいことにチャレンジする
変化のない毎日を過ごすことは楽ですが、それではあなたの人生は何も変わりません。
何か新しい変化を自分で起こすことを習慣づけることが大切です。
例えば以下のようなことです。
新しい趣味を見つける
習い事を始める
資格の勉強をする
新しいことを始めれば見える世界も変わってきます。
長続きするものが好ましいので自分の好きなジャンルを選ぶのも良いですが、あえて今まで自分が関わってこなかったことにチャレンジするのもおすすめです。
なぜなら人生を変えるには、自分のお決まりの行動パターンや思考を変えることが効果的だからです。今までの自分ならやらないことを敢えてやることで、新しい世界が見えたり、新しい価値観が生まれたりします。
例えば以下のようなことです。
インドア派の人でも、釣りやキャンプなど始めてみる
運動をあまりやらない人でも、ジムやヨガ教室に通ってみる
仕事や日常生活では不要な人でも、英会話を習ってみる
できれば一人の世界にこもるのではなく、教室に通ったり人と交流できるものが望ましいです。新しい人間関係を作るきっかけにもなりますので。
環境を変える
手っ取り早くて変化を感じやすいのは「環境を変える」ことです。
人間は周囲の環境から影響を受けやすいものです。
環境を変えることで、自分の生活やマインドも変えることができます。
少し費用や手間は掛かりますが、例えば以下のようなことです。
引っ越し
転職
引っ越し
引っ越しするだけで周りの環境は大きく変わります。
「街や人の雰囲気」「外食するお店」「遊びに行く場所」など様々なものが変わります。
これも敢えて自分が今まで縁のなかったエリアに住むと、より大きな変化を感じることができます。
部屋のタイプを変えてみることもおすすめです。ありきたりの間取りではなく「ロフト付き」「メゾネットタイプ」「広いテラス付き」「一戸建て賃貸」などちょっと変わった部屋を選ぶと、生活の雰囲気が大きく変わります。部屋の雰囲気に合わせて家具を変えてみたりするのもいいですね。
転職
仕事は人生に最も大きな影響を与えるものであり、転職で人生はガラッと変わります。
会社は一日の中で最も長い時間を過ごす場所であり、社会人としての価値観形成や人生の過ごし方に大きな影響を与えます。
前述の通り、人は変化を恐れるものであり、転職に対しては不安が大きいと思います。しかしあなたが「人生を変えたい!」と思っているのなら、その一歩を踏み出さなければ何も変わりません。
大切なのは今のあなたの枠の外の世界を知ることです。
最終的に転職をしないとしても、「世の中どんな仕事があるのか」「自分が他の会社から認められるのか」を知るだけでも、あなたの見える世界が変わってきます。
一歩踏み出したいけど転職には不安があるという方は、こちらの記事で私が転職して分かった良かったこと・悪かったこと、転職活動の進め方をご紹介してますので、ぜひ参考にしてみてください。
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行動を起こせば人生は変わる
「人生を変えたい!」と思っているなら、行動を起こすことが大切です。
今日の延長線上には同じ明日しか待っていません。
新たなことを始めるのを面倒くさいと思っていたら人生は何も変わりません。
まずは小さな一歩でもいいので、人生を変える「きっかけ」を作るための行動をぜひ始めてみましょう。