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転職して良かったこと・悪かったこと【体験談 メリット・デメリット】

いまの仕事に不満や将来への不安を抱えているけど、転職して新しい環境に変わるのも怖い・不安だという方はとても多いです。

この記事では私の転職経験をもとに、転職して良かったこと・悪かったことをご紹介します。

転職することにはメリットだけでなくデメリットももちろんありますが、結論はいますぐ転職活動を行うことをおすすめします。

なぜなら、

■転職はメリットの方が断然大きい
■転職活動を通じて他の世界を知ることができる
■転職活動は無料
■実際に転職するかどうかは最後に決めればよい

 

転職して良かったこと(メリット)

良かったこと

まずは転職して良かったこと、メリットのご紹介です。

自分のやりたい仕事を見つけられる

新卒採用に比べて転職先を探す場合、自分の希望に近い仕事を見つけられる可能性が高いです。

新卒採用の場合は企業から決められた募集期間に応募して選考を進んでいく必要があります。また複数の企業が同じ時期に募集を行ってるため、数ヶ月の間にいくつものエントリーをしなければならず過密なスケジュールでの就職活動を強いられます。

そしてその短い期間で内定をもらった企業の中から、いずれかを選択しなければならないため、自分の満足いく企業が無かったとしても選ばざるを得ない状況になります。満足いく企業が無いからといって全ての内定を断った場合、卒業後に仕事がないという状況に陥るからです。

ところが転職の場合は、いま仕事がある状況ですので自分のペースで満足のいく会社をじっくり探すことができます

満足のいく会社が見つからなければ今の仕事を続ければいいだけなので。

仕事にやりがいを感じられる

自分がやりたい仕事であれば、色々苦労することがあってもやりがいを感じられます

スポーツや趣味でも同じですね。例えば長距離走が嫌いな人にとっては走ることは苦痛でしかありません。でも、好きな人にとってはどれだけ練習が大変でも、その練習の結果、スタミナがつき早く走れるようになることに充実感を感じ、もっと練習したいと思うわけです。

「どれだけ残業してでも成功させたい」と思えるような仕事に出会うことができれば、あなたの会社人生は幸せなものになります。

大切なのは転職を考える時に自分がやりたいことは何かをしっかり考えることです。そしてそのやりたいことができる会社を転職活動を通じてじっくり見つけることです。

新たな経験を積むことでスキルアップできる

転職して会社が変わると、今までの自分の常識とは違った様々な経験ができます。

私の場合は以前の会社と同じ業種の同じ職種で転職しましたが、仕事のやり方やモノの見方にたくさん違いがありました。その違いの中で良いものは自分の仕事スタイルに取り込む、あるいは双方の良い部分を合わせて新たなスタイルを生み出すことで、自分の成長に繋がったと感じています。

これは全く異なる業界に転職する場合にも言えます。

例えばサービス業からITエンジニアに転職する場合、サービス業で培ったカスタマーファーストの考え方ができるITエンジニアはクライアントからも信頼されるでしょう。

また会社が変わると周りの人も変わります。異なる価値観の人と接することで、前の会社の常識=世間の常識ではかった、と気づくこともたくさんあります。

より広い世界を知り、新たな経験を積むことは、必ずあなたのスキルアップにつながります。

年収が上がる(場合が多い)

転職の際には希望条件に合う会社を選んで応募します。その希望条件の中に年収も含めて会社を選べば、いまよりも年収が上がる場合が多いです。

また年収そのものだけでなく福利厚生などもできる限りよく比べた方が良いです。

例えば、家賃補助や交通費支給も会社によって様々です。家賃補助が月3万円と月10万円では実質月収で7万円の差、年収で84万円も差があります。

私の場合は以前の会社と比べて月給そのものはあまり変わりませんでしたが、福利厚生の違いで実質年収100万円以上は上がりました。

賞与が過去実績で何ヶ月分が支払われてるかも見ておきましょう。1ヶ月違えば数十万円の差になります。

労働条件が良くなる(場合が多い)

これもやはり会社選びの段階で労働条件もしっかりと調べておくと、今より労働条件が良くなる場合が多いです。

確認しておくべき主な項目は以下の通りです。

年間休暇日数
有給休暇日数
通勤手当
社宅(家賃補助)
フレックスタイム制
社員食堂(食事代補助)
福利厚生制度(家族手当、財形貯蓄、持株会、従業員販売、団体保険、など)

求人広告だけでは読み取れない実態もありますので、クチコミサイトをチェックしておきましょう。インターネットで「会社名 クチコミ」などで調べると色々出てきますが、有名なところだと転職会議などです。

(おまけ)転職前に有給を使って好きなことができる

いざ転職が決まったら今の会社で残ってる有給休暇をまとめてとって好きなことに使うこともできます。普段は有給休暇が取りにくい環境でも、辞めると決まっていれば遠慮なく全て使い切ればよいです。

会社員人生において二度と経験できないような30連休なども可能ですので、長期旅行に行くなど一度キリのボーナスタイムを味わうことができます。

 

転職して悪かったこと(デメリット)

悪かったこと

転職して良いことばかりではなく悪い面もありますので、デメリットのご紹介です。

人間関係をゼロから築く必要がある

全く新しい環境でスタートするので人間関係をゼロから築く必要があります。

仕事は人間関係に支えられるところも大きいです。「この類の話はあの部署のあの人に聞けばわかる」「困った時はあの人にお願いすれば助けてくれる」みたいなネットワークをゼロから作らないといけないので最初は辛いですね。

ただしこれは人間関係が ”無くなる” のではなく ”新たに作る” だけのことです。初めは心細かったり、知らない人ばかりで気も使いますが、時間と共に仲間はすぐに増えていきます

この先の長い会社人生を考えればほんの一時の話です。

生活環境が変わる=勤務地が変わる(場合がある)

どういう会社を選ぶかによりますが、希望の会社が離れた場所にあると引っ越しをせざるを得ません。子供がいる場合は転校も必要、配偶者が仕事をしてる場合は退職もしくは転職をせざるを得ません。

また会社によっては入社して数年後に転勤ということもあり得ます。

なのであらかじめ家族(特に配偶者)とは相談しておいた方が良いです。万が一転勤になった場合は家族みんなで引っ越すのか、あるいは単身赴任にするのかなど。

気になる場合は、選考や面接の段階で転勤有無をはっきりと聞けば良いです

同期がいない寂しさを感じる

新卒同期というのは特別な仲間感覚があります。転職するとそういう存在はいなくなりますので寂しさを感じる時はやっぱりあります。「今日同期と飲みにいくので早く帰ります」みたいな話を聞くと羨ましく思うこともあります。

ただ私の場合は同じ新卒入社年の ”なんちゃって同期” と仲良くしてましたので、深夜まで一緒に飲んだ後に家にお泊まりして翌朝二日酔いで一緒に出社、みたいなノリの仲間を作ってました。

ただし、そういう同期との濃い繋がりは、結婚したり、歳を追うごとに段々薄れていきますので、いまではあまり関係ないですね。

 

いますぐ転職活動をするべき理由

いますぐ転職考えるべき

いまの会社に不満を持ってる方はもちろんですが、転職を考えてない方でも転職活動をしてみることをおすすめします。

外の世界を知ることができる

会社に勤めてるとその会社の常識が世の中の全てという考え方になりがちです。しかし外の世界と比べてみると、実はもっと面白そうな仕事があったり、いまの会社が劣悪な労働環境だったことに気づいたりします。

いまや40〜50年働かなければならない時代です。

たまたま新卒入社した会社でずっと働き続けるのが本当に幸せなのか。

それは外の世界を知らないと分かりません。

外の世界を知った上で、やっぱりいまの会社に人生を捧げようと思うのであればそれもよし。別の世界へチャレンジしたいと思うのであれば飛び出すべきです

”ただ何も考えずにいまの仕事を続けるだけ” では人生つまらないです。

転職活動するのは無料

転職活動というのは具体的には転職サイトに無料登録して求人情報を見たり、紹介してもらうことです。本人が希望すれば、マンツーマンで転職サポートをしてくれるキャリアアドバイザーが全面的にバックアップしてくれます。

転職サイトは広告を掲載する企業から収入を得ていますので、個人が料金を支払うことは一切ありません。登録から転職するまで全て無料です。

なのでまずは気軽に無料登録してみて、興味がなくなれば退会すればよいだけです。
退会した時点で個人データは完全削除されますのでその点も心配ありません。

実際に転職するかどうかは最後に決めればいい

転職は一つ大きな判断ですのでもちろん悩みますが、実際に転職するかどうかは採用してもらえる会社が見つかってから最後に決めればよいです。

もし最終的に転職はしないという結論になるとしても、転職活動を行う過程で外の世界を知ることができます。

また自分が外の世界でも通用する人材なのか、自分の市場価値を知ることができます。外の世界でも通用することが分かれば、いまの自分のキャリアの積み方は間違っていないという自信にもつながります。

 

転職活動の進め方

転職活動のやり方

転職活動はまず転職サイトに登録することから始まります。

登録したサイトに求人情報を見に行く、また合わせて求人情報を紹介してもらうことで、自分のやりたい仕事ができる会社を探します。

転職サイトは色々あってどこに登録したらいいか分からないという方が多いので、ここに登録すれば間違いない定番3つ” をご参考に紹介しておきます。

登録は無料で多数の求人案件を見つけることができます。

doda
人材業界大手のパーソルキャリアが運営する転職エージェントサイト
キャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動が進められる

リクルートエージェント
国内No.1の転職成功実績を誇る転職エージェントサイト
キャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動が進められる

マイナビエージェント
マイナビが運営する転職エージェントサイト
特に20代・30代の転職支援には高い実績を有しています

この3つの転職サイトは業界最大手で、求人数が多く、また掲載料も高いため求人の質も高いです。この3つに登録しておけば求人情報を網羅することができます

またこの3社はエージェント機能もあるのが特徴です。

エージェント機能とは登録するとキャリアアドバイザーという経験豊富な専門スタッフがあなたの転職活動をサポートしてくれるサービスです。

キャリアアドバイザーのサポート内容
・希望にあった求人情報を探してその企業とつないでくれる
・非公開の求人情報も紹介してもらえる可能性がある
・会社と条件交渉をしてもらえる可能性がある
・履歴書の書き方などのアドバイスをしてくれる
・面接に関するアドバイスもしてくれる
・その他転職に関わる不安に対して相談に乗ってもらえる


おすすめは、3つの転職サイトに登録をして、自分の希望に見合った求人情報を探す。
合わせてエージェント機能も活用してキャリアアドバイザーに相談しながら転職活動を進めることです。

また求人情報からだけでは見えない働き方の実態を知るために、クチコミサイトのチェックも忘れずに行いましょう。有名なところでは転職会議などがありますのでぜひ活用してください。

 

まとめ

転職にはメリット・デメリットがありますが、断然メリットの方が大きいです。

最終的に転職はしない決断をするにしても、転職活動を行う過程で外の世界を知ることができるし、また自分の市場価値を知ることもできます。

そして転職活動はまずやってみて、最後に実際転職するかどうかは決めれば良いのです。

閉ざされた世界で悶々とせずに、気軽に外の世界を覗いてみるとあなたの世界が広がるはずです。

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